スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
フェラーリ
2008-08-24 Sun 15:28
時間があまったので暇つぶしに古本屋に入った。

なにげに本眺めながら歩いていたら、ぶあつくて表紙がF40の写真の「フェラーリ」という本が目についた。

なになに、おー500円?。安い、買った。

おいらは素早くその本を手にとるとワンコイン握りしめレジへ。

その本はネコ·パブリッシング発刊の「フェラーリ」という本。現在は続編も出たので「フェラーリ1」として売られている。

以前からフェラーリについては疑問があった。
おいらはスーパーカー小僧なのでDino246GT以降ならほぼわかる。だがその前のモデルがどうもはっきりしない。
さらに雑誌でそのあたりを体系だてて解説する記事もあまり見かけない。
プロダクションモデルにどんなシリーズがあったのか。歴史や歴代モデルってスーパーカー以前はどうなってるのかどうもはわからないのだ。
それなのになぜそんなに人気があるのか。

ちょうど良いタイミングだった。おいらは手に入れた本をさっそく開いた。

そこにはかいつまんで1947年からの歴史が記されてあった。

数日かけて読破したとき、なんとなくフェラーリが世界中で愛されている理由がわかった気がした。

フェラーリは、常にグランプリレースやスポーツカーレースと共に歩んできた。これはよく知られてる。
確かに1950年から始まったF1規定初年度から現在までずっと参戦し続けており、こんなチームはほかに例がない。
スポーツカーレースは、残念ながらF1に資源を集中するため途中でワークスとしては撤退したが、そこまでの活躍はすさまじく、キラ星のようなマシンも、あぁ、あれがこれなんだとすぐに存在が認識できるものばかりだった。

一方、ロードカーは当時ロードカーとレーシングカーの垣根が低かった時代を反映しており、スポーツカーレースに参戦するクルマのエンジンやシャシーをベースとしている。というよりスポーツカーレースに出るために作ったものを転用したというのが正しいか。

場合によってはレースに出るスポーツカーそのものも購入できたことから、高価にもかかわらず常に憧れのスポーツカーであり続けたはずだ。

しかしながら、近代的な生産設備をもたないそれは、手作りとか町工場という感じが似つかわしく思える。創業から250シリーズ前半くらいまでのモデルまでのクルマの作り方って、誤解を恐れずに言うとこんな感じになる。

お客さんは、ベースとなるエンジン&シャシーを決めて、ボディデザインをどれにするか(カロッツェリアによってボディデザインが異なるため)決めて発注。

カリッツェリアとボディ外装や内装など細かな仕様を決めると、フェラーリに仕様どおりのボディが製作されて送られる。

フェラーリでは送られてきたボディとシャシ・エンジンに架装してクルマ作って納車。

どうやらこんなイメージ。もちろん、後期になれば、ボディデザインも決められていてその中で多少細かな仕様変更を行うといった現代的な製造方法が取られるけど、旧いクルマはほとんどセミオーダーみたいな感じだ。
ボディはビニャーレ、スカリエッティなど多様なコーチワーカーが製造しており、厳密に言えば全く同じ仕様のものが存在しないらしい。そもそもが製造台数が少ないうえに、同じ仕様のものが無ければシリーズとしての解説もしずらいだろうなと。

しかもこれ、シャシーって創業時代の1947年から250シリーズくらい、ヘタすりゃ275くらいまで、誤解を恐れずに言えば、ロードカーはほとんど変わってない。(笑)
サスがリジッドから変わったとか、ブレーキがドラムからディスクになったとかそんなのはあるけれど、同じつくりでショートホイールベースとロング版があって、それに乗っけるエンジンとボディで作り分けていたとしか思えない(笑)

ボディの仕様が決まっていて、ピニンファリーナ&スカリエッティのコンビで作られてる250シリーズ後期くらいからはお馴染みのロードカーが出てくるが、それ以前は魑魅魍魎混沌としてるのがフェラーリのロードカーのようだ。

レーシングマシンは当時の最先端の技術を使っているにもかかわらず、ロードカーは最初に使った構造をそのまま20年ほど延々使い続けているのである。
エンツォ・フェラーリが、ロードカービジネスにあまり興味を示さず、ある意味レースの資金稼ぎでしかなかったというお話は本当に思えてくる。

だからフェラーリってレーシングマシンばっかの解説になっちゃってるんだこれ。謎が氷解した瞬間だった。

常にレースに参戦し続け、そのイメージを反映した中身の出来は出来はともかく魅力的なロードカーを生み出し、今日までブランドを維持し続けたフェラーリ。

やっぱすごいのだと感じるとともに、まんまとワナにはまりおいらもフェラーリが大好きになってしまった。

これで500円は安かった。(笑)

さて、ネコ·パブリッシングの本、今でもちゃんと買えるのでフェラーリに興味がある人は是非買って読んでいただきたい。絶対のおすすめである。特に旧いモデルが充実しているので、歴史の一端を垣間見たい方に強くお勧め。
スポンサーサイト
別窓 | etc | コメント:1 | トラックバック:0 | top↑
<<やってもうた | BLOGDIVISION | VW ゴルフGT TSI その2>>
あの頃のF
250GTシリーズ、410SAくらいまでのFは大好きなんですよね。
マジ格好いいので、私の将来の憧れなんです。
最近のクラシックFの価格上昇をみると、憧れでお終わりそうですけどね・・・・
私は250シリーズ前のF, 250シリリーズならZagatoがfavorites!!

2008-08-26 Tue 18:49 | URL | marque #gRQclv9w[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| BLOGDIVISION |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。